2015年11月3日火曜日

印象派で近代を読む☆モネ・印象派・原田マハさん好きにオススメ本

印象派で近代を読む。


これ、すごくオススメ!!

有名な絵画に描かれているモチーフの時代背景や作者の意図を説明する本。

しかもカラーで、絵画のモチーフ横にふきだしでそれぞれ説明。


すごくイイっ!!!


印象派展、モネ展、マネ展、ルノアール展、オルセー展などに行ったことがある方は、
必ず見たことある絵画が出てくるので、

ああ、あれ、こういう意図だったのか〜〜!と発見があるはず。


例えば、
印象派が描いてる時代は近代化の波が押し寄せていたので、

(ひかりが綺麗に出る戸外で描くのが印象派の特徴だけど、
これも近代化でチューブ絵の具が普及しはじめたからですね(*^_^*))


綺麗な風景の先に、
工場の煙とかがたなびいているのは近代化がはじまり、まだ環境規制もない時代だった

とか、

蒸気機関車が登場し、郊外へピクニックにいくのがブームになっていたので、パリ郊外の作品も多くなっている

とか、

印象派はひかりがテーマなので労働階級の人を扱った作品は少ないけど、
カイユボットは富裕層の画家だから、床削りのような労働階級の人の中のうつくしさを描いていた 


とか。

(今てもとに本がないので、わたしの解釈が入ってたらすみません。)


本を読んでいたら一瞬で美術館にいて、
イヤホンガイドを聞きながら、作品の前に立っている気分。


やっぱり教養を高めること、
美術に触れること、
うつくしいものに触れること。


好きだな〜〜( ´ ▽ ` )
うっとりするな〜〜❤︎



印象派を知らなくても、原田マハさんとかの絵画をテーマにした小説がお好きな方は好きだと思う。


絵画が好きな人に出会ったらプレゼントしたい本だな!



次に美術館でこの作品たちに出会うのが楽しみです( ´ ▽ ` )❤︎

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