2016年6月17日金曜日

死ぬまでに観ておきたい世界の絵画1001☆教養がグググンと深まる!!

いまこの本みてます!
ちょーー面白い(*^_^*)

全カラーで、モチーフと画家の説明を、年代順に1001枚紹介。

この年代順ってのがいいね。
あらためてこの本で認識したカラヴァッジョは、
どれだけ後世の画家に影響を与えたかに気づくし、
あら、これ見たことある。。と思ったら300年後に
マネがオランピア(オルセー美術館蔵。1863年)として描いていた元絵だったり。

 
いやー面白いわ。
このカバーの有名な「接吻」だって、
右下みれば実はガケで、
恋の終わりや脆さを表現してる。
金箔で、きらびやかで。
楽しいだけの絵じゃなかったんだね。
 
またこうやって、
絵画の引き出しが広がることに、うれしく感じます(^^)
 

今は950ページあるうちの、310ページ目。まだ1760年です。

わたしのすきなモネはまだ出てこない(黄昏がいちばんすきです)
印象派はまだまだこれからの時代みたいですね。
 
❤︎
見ていて、すきだな!と思う絵画にマーク。
ひとつめ、ムランの聖母(ジャンフーケ。ベルギー王立美術館蔵。)

この色づかい、とても現代的なのに、なんと1451年製作!
赤と青の天使は昼と夜を示しています。

当時のふくよかな聖母像とも異なってるので、ほんと洗練されてる‼︎


ふたつめ、大使たち(ハンスホルバイン。1533年。イギリス ナショナルギャラリー蔵。)

写実的な描写や、
このグリーンのカーテンの色がすきってのもあるけど笑、
なにより、いろいろな小道具にハッとするような意味をつけているのがスキ。

このふたりがロンドンに訪れたことを記念して描かれたのに、
リュートの弦は切れていて、
それは伝統的に死を象徴するもので、
(おいおい、それはいいのかい。。)

中央したにかかれた奇妙な物体は右下からみるとガイコツだし、、!
(この時期に描かれた肖像画はメメントモリのしるしで骸骨が描かれていることが多いそう)

このガイコツの書き方って、すごいCGぽいのに油彩画だもんなー。

偉業を讃えつつ、この世の成功も結局は虚しい。
いつかは死ななければならないことを示しているそうです。

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